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キヤノン、超広角ズームレンズ「EF16-35mm F2.8 L III USM」
周辺まで高画質を実現 SWCとASCの両コーティング採用
2016年8月25日 13:11
キヤノンは、交換レンズ「EF16-35mm F2.8 L III USM」を10月中旬に発売する。直販価格は税別29万9,000円。
35mmフルサイズ対応の超広角ズームレンズで、同社の高級レンズシリーズ「L」(Luxury)レンズに位置づけられる。「EF16-35mm F2.8L USM」(2001年発売)、「EF16-35mm F2.8 L II USM」(2007年発売)に続く3代目となる。
なお、近い焦点距離の同社製現行レンズとしては、「EF16-35mm F4L IS USM」(2014年発売)と「EF17-40mm F4L USM」(2003年発売)がある。
レンズ構成は11群16枚。大口径両面非球面ガラスモールドレンズ2枚、研削非球面レンズ1枚、UD(Ultra Low Dispersion)レンズ2枚を採用。中央から周辺までの画質を高めたとする。
「EF11-24mm F4 L USM」と同様、コーティングには、SWC(Subwavelength Structure Coating)とASC(Air Sphere Coating)を採用しゴーストの低減を図った。
手ブレ補正機構は非搭載。
本体は防塵防滴構造を採用した。また、レンズには汚れが簡単に取り除けるというフッ素コーティングも施している。
最短撮影距離は全域で0.28m、最大撮影倍率は0.25倍(望遠端)。絞り羽根は9枚(円形)。フィルター径は82mm。最大径×全長は88.5×127.5mm、重量は790g。