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ニコンD500、UHS-IIカードのリードエラーに対策

新ファームウェアを公開 一時的にUHS-Iモードへ

ニコンは7月12日、デジタル一眼レフカメラ「D500」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号はC:Ver.1.02。

適用により、UHS-IIタイプの一部SDメモリーカードでリードエラーが発生する現象が改善する。

同現象はカード側のリードエラーに起因しており、それに対してニコン側が可能な処置として「エラーが発生した場合、一時的にUHS-Iモードで動作させる」という仕様にした。カメラの電源を入れ直したり半押しタイマーがオンになるなどの場合にUHS-IIモードに戻るという。

なお、バージョンアップ後でも、ごくまれにカード側のリードエラーが発生する場合があるとしている。

D500は、ニコンDXフォーマット(APS-C)を採用するデジタル一眼レフカメラ。10コマ/秒の連写速度や、FX最上位機「D5」に通じるAF性能を特徴とする。撮像素子は有効2,088万画素のCMOSセンサー。発売は2016年4月。ボディ単体の実勢価格は税込24万8,330円前後。