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キヤノンEOS-1D X Mark IIにCFast対策ファームウェア

CFastとの通信の信頼性向上など

キヤノンは7月7日、「EOS-1D X Mark II」の最新ファームウェアを公開した。一部CFastカードで撮影画像が異常となる現象への対策を含む。

・SanDisk CFast カードに記録した静止画像の一部(下部)が異常となることがある現象に対し、対策を盛り込みました。

・カメラと CFast カードの通信の信頼性向上を図りました。

EOS-1D X Mark IIファームウエア Version 1.0.2

Webサイトで告知されている対象のCFastカードを使う場合は、この最新ファームウェアに更新したカメラでCFastを初期化してから撮影するよう案内している。

また、カード内MISCフォルダーに作成される「ImgSaver.bin」を移動・削除しないこと、アクセスランプが長く点灯・点滅するため、消灯を確認してからカードを取り出すようにするなど、注意喚起している。

同現象は、一部のSanDisk CFastカードを使用すると、カメラの電源が切れる直前約16MB分の撮影画像に異常が起こるというもの。キヤノンが6月28日に告知し、現象を回避するファームウェアを7月上旬に提供予定としていた。