編集後記

2021年4月23日

鈴木誠
神保町で見つけた、人形町へのメッセージ

私自身はまだまだ業界で若手と呼ばれていますから、筆者陣やベテラン読者の皆さまの前でカメラ雑誌について語るのはおこがましいと自覚しています。しかし、その短い業界歴の中でも様々な現場で一緒だった媒体がなくなってしまうことは、間違いなく寂しいです。

特にフォトキナやCESなどの海外取材では、アサヒカメラ、日本カメラの取材陣と一緒になることが多くありました。これら2誌には私自身も寄稿したことがあるため、自分の趣味嗜好にも多少の需要があるという心の支えにしていました。そんな背景もあり、なんとも言えない気持ちです。