カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

フルサイズミラーレス黎明期はどうだった? 2016年のカメラバカを見てみよう(その2)

これまでのお話

EFレンズは、2016年にはすでに1億2000万本を達成していました。その後2021年にはRFと合わせて1億5000万本になっています。「最初の電子マウント」というと今では患者に「他にもあるよね~??」と言われそうですが、EFマウントは「最初の完全電子マウント」です。

フルサイズミラーレスで他社の先駆けとなったα7はとにかく注目されました。マウント内爪がプラスチックだというのも話題になりました。ソニーは当時のインタビューで問題はないとしています。マウントが弱いのでは? という話もあったなあと思い出しました。しかしその後はつぎつぎに新ボディ、新レンズを投入して評判を高め、今では家電量販店のいちばんE場所に置かれています。

そして迎え撃つキヤノンはいつミラーレスを出すのか、マウントはまた(また!?)変更するのか、それとも一眼レフがその優位性を持ち続けるのか、いろんな憶測や妄想が飛び交っていた時期だったような気がします。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の製品・団体・人物・地名とは関係ありません。

2010年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に出した同人誌「カメラバカにつける薬」が、あれやこれやでデジカメ Watchで連載させていただくまでになりました。カメラだけじゃなく、その向こう側にいる人たちの想いを伝えていければいいなと思っています。