ブラボー火星観察2018（その3）

これまでのお話

火星と地球の接近は約780日周期です。今回の大接近は、特に接近するので大騒ぎになっているわけです（一部で）。火星と地球の往復シャトル便はこの周期にしか飛ばないので、火星に帰るにはいましかないんですね。第1便で火星にやってきたこの望遠鏡は、この女の子を探しにきたのですがテロリストもいっしょについて来てしまったのです。しかし連れて帰ろうとしたら大嵐でシャトルは欠航に……という裏設定でした。

星の観察では天気が大事とここで言いましたが、まさか火星側の天気が悪いとは思いませんでした。しかも数年ぶり？の大嵐だそうで……その嵐に直撃された火星探査機オポチュニティは太陽光で動いているため、いまはスリープ状態で嵐が過ぎ去るのを待っているそうです。だからメールが帰ってこないんですね（往復にかかる時間は考えないものとする）。

取材協力：成澤広幸（株式会社ビクセン）

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