岡嶋和幸の「あとで買う」

1,893点目:休刊中の『アサヒカメラ』の100周年記念号

朝日新聞出版『アサヒカメラ創刊100周年記念号』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

朝日新聞出版『アサヒカメラ創刊100周年記念号』

2020年7月号を最後に休刊となった『アサヒカメラ』。1926年(大正15年)に創刊され、第二次世界大戦の影響による休刊を経て、日本最古の写真・カメラ専門誌として94年という長きにわたり多くの写真家に愛されました。

休刊から6年が経過し、創刊から100周年を迎えた今年、その記念号が発売されました。メインテーマは「伝統の継承と写真の現在地」で、「『今の時代にアサヒカメラがあったら』を念頭に、SNSとAIの時代における写真やカメラの立ち位置、課題について多角的に検証」されています。

表紙は森山大道さんの初期の代表作「アクシデント」のコンタクトシート。

「『スナップ撮影』の法律&マナー」「顔が写っていても、もう迷わない!『肖像権ガイドライン』徹底解説」「SNS時代の写真家たち」「知っておきたいAI時代の著作権入門」など、興味深い記事がたくさん掲載されています。

販売価格は1,650円です。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。