岡嶋和幸の「あとで買う」

1,704点目:金村修さんの人気連載が待望の単行本化!

金村修『写真批評』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

金村修『写真批評』

本日は金村修さんの新刊です。月刊誌『家電批評』での連載「金村修の写真批評」に加筆修正し、まとめた写真批評集です。

芸術論、写真論を軸に、写真家を志す人へ向けた思考と言葉を凝縮した1冊とのことです。Amazonの販売ページにあとがきの内容が転載されているのですが、それに目を通すとこの本は絶対読まなければという気にさせてくれます。

目次から個人的に興味のある見出しをいくつか抜き出すと「アラーキーはなぜ下手なのか」「感動を誘うのは写真ではない、タイトルである」「写真展で寿司が10分でなくなる理由」「ゾンビ審査員に師弟関係 写真コンテストの真実」「さらばマキナ!? 31年ぶりにキヤノンを買いました」などなど。

「ノイズこそ必要なんだ フィルムとデジタルの違いとは」「スナップでの撮影トラブルを避ける鉄則」「商業写真家と写真作家の違い」「写真家の仕事は撮影以外が8割」あたりはデジカメ Watchの読者のみなさんにも参考になりそうですね。

約100点の写真作品を収録し、全360ページという大ボリュームで、販売価格は3,960円です。

1967年福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集『ディングル』『風と土』のほか著書多数。写真展も数多く開催している。日本写真協会(PSJ)、日本作例写真家協会(JSPA)会員。カメラグランプリ選考委員。