岡嶋和幸の「あとで買う」

1,516点目:USB給電で加熱再生できる除湿ユニット

JJC「RD-1」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

JJC「RD-1」

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湿度が高めの今の季節に限らず、大切なカメラやレンズなどを守るために防湿庫は必要です。でも設置場所がないなどの理由でほかの方法を考えている人も少なくないでしょう。その場合、27点目の「ソフトドライボックス」や910点目の「キャパティ ドライボックス」などのような気密性の高い容器に乾燥剤を入れて代用する方法が一般的です。

乾燥剤はこれまでも28点目の「カメラ・レンズ保管剤」、768点目の「強力乾燥剤OZO」などを紹介しましたが、876点目の「PIONEER」のように電子レンジでチンすると吸湿力が復活する製品もあります。

防湿庫メーカーとしてお馴染みの東洋リビングの「モバイルドライ」はコンセントでリフレッシュできますが、本日のこちらの製品はUSB給電で気軽に加熱再生が可能です。本体中央にある丸い窓から乾燥剤の状態を確認できます。

ブルーは吸湿力が高い状態、ピンクは下がった状態。加熱再生することで繰り返し使えて便利です。販売価格は1,699円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。