岡嶋和幸の「あとで買う」

910点目:フィルムなどの保管に便利な大容量のドライボックス

ナカバヤシ「キャパティ ドライボックス」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ナカバヤシ「キャパティ ドライボックス」

カメラやレンズは防湿庫で保管していますが、フィルムやプリントなどそれ以外にも湿度管理して劣化を防ぎたいものが写真関連にはたくさんあります。それらを保管するのに便利なのがドライボックスです。できるだけ大きいサイズということで選んだのがこの製品で、容量は約27L。3段まで積み重ねて使用できます。販売価格は2,800円前後で、色はグレーとホワイトが選べます。

乾燥状態がひと目で分かる湿度計と、電子レンジで加熱して再利用ができる乾燥剤が付いています。31点目の除湿ユニット876点目の除湿石を利用するのも有効です。フィルムを保管する場合には、28点目で紹介したフィルム劣化対策剤も一緒に入れると効果的でしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。