岡嶋和幸の「あとで買う」

1,515点目:新装刊のカメラ雑誌はどんな感じ?

ワン・パブリッシング『CAPA 2025年8月号 Summer』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ワン・パブリッシング『CAPA 2025年8月号 Summer』

本日はカメラ雑誌『CAPA』の最新号です。2025年5月発売の6月号まで月刊誌でしたが、この号から季刊誌になりました。7月号ではなく8月号、夏号です。

以前はこちらの雑誌でも特集記事やレビュー記事などたくさん担当させていただいてましたが、近年は少し控えめです。中学生のころからずっと愛読している1冊でもあります。毎月読めなくなるのはちょっと残念ですが、まだまだ続くので良かったです。

この時期恒例のベストバイ特集が夏号の1番の目玉でしょう。グラビアや特別企画など月刊のときよりも充実した内容で、デジカメ Watchでもお馴染みの山岸伸さんや赤城耕一さんの人気連載はそのまま続投です。さらにハービー・山口さんと前川貴行さんの新連載もスタート。月例ではなくなりますが、フォトコンテストも継続です。販売価格は1,650円。次号『CAPA 2025年11月号 Autumn』は9月20日(土)発売のようです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。