岡嶋和幸の「あとで買う」

28点目:“フィルム缶メーカーが研究開発”した乾燥剤

シグロの「カメラ・レンズ保管剤」と「フィルム劣化対策剤」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

シグロの「カメラ・レンズ保管剤」と「フィルム劣化対策剤」

ドライボックスに入れる乾燥剤にはいろいろな製品がありますが、やはりカメラ用品メーカーのものが安心でしょう。とはいえ、入れておけば万全というわけではなく、どの製品も効果が得られるのは半年から1年くらいのようです。そろそろ交換時期ではありませんか? 最近では再生して繰り返し使える製品もありますが、その場合もリフレッシュのタイミングを見逃さないよう注意したいところです。

今年はどの乾燥剤にしようかと探していたところ、「フィルム缶メーカーが研究開発した」とパッケージに記載されている製品を見つけました。こういう謳い文句に弱い私です。シグロの「カメラ・レンズ保管剤」は湿度調節と酢酸ガスの分解を行ってくれるそうで、販売価格は8個入りで1,100円前後です。

Amazonで「よく一緒に購入されている商品」として表示されたのが、同社の「フィルム劣化対策剤」。フィルムのビネガーシンドローム対策に有効で、湿度調節の他、防臭効果もあるようです。販売価格は8個入りで1,100円前後。最近、銀塩フィルムを収納しているファイルや、銀塩プリントを保管している箱の中から酸っぱい臭いがするので、こちらも試してみようと思います。