岡嶋和幸の「あとで買う」

1,406点目:配信用カメラをスマートに設置できるアーム

バウヒュッテ「ストリーマーズアーム」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

バウヒュッテ「ストリーマーズアーム」

オンラインの講座や会議などでは、4点目で紹介したRODE社の「PSA1」、Blue Microphones社の「Compass」などのマイクブームにデジタルカメラやスマートフォンを取り付けて俯瞰から撮影したりしていますが、複数台となると取り回しがいまひとつです。

もっとスマートに設置できるとうれしいのですが、本日のこの製品はそのようなときにぴったり。もっと早く存在を知れば良かったです。

クランプでデスクに固定できるので、三脚のように脚が邪魔になったりしません。ロングポールにガス式リフトアームが2本取り付けられていて、それぞれに2.5kgまでのカメラを取り付けられます。

俯瞰撮影では、デスクの天板から最大110cmの高さにカメラを設置できるのでとても便利です。販売価格は2万7,200円前後で、シングルアームの製品もラインアップされています。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。