岡嶋和幸の「あとで買う」

1,265点目:ストリートフォトグラファーのための革手袋

ヴァレレット「ジューク」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ヴァレレット「ジューク」

「Vallerret」(ヴァレレット)というカメラグローブのブランドがあるなんて知りませんでした。拠点はノルウェーなのだそうで寒さに強そう。ラインアップを見ても、これからの季節にぴったりの製品が充実しています。

そしてストリートフォトグラファーに最適なレザーグローブとして新たに加わったのがこの「Djuke」(ジューク)です。表面は防水加工が施されたリアルゴートレザー、裏地はメリノウール、手首には伸縮性のあるニット素材が採用されていて、十分な防寒性と快適な着け心地を両立しているようです。

親指と人差し指はタッチスクリーン対応で、マグネット付きのフィンガーキャップ仕様でもあるため、素早く指先を出して細かいカメラ操作などが可能です。販売価格は1万5,730円前後。色はブラックのみですが、類似製品の「Urbex」(アーベックス)はブラウンで、こちらは1万4,278円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。