岡嶋和幸の「あとで買う」

1,185点目:バッグに装着できる傘は撮影のときにも便利

miraiON「カラビナ型折りたたみ逆カサ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

miraiON「カラビナ型折りたたみ逆カサ」

梅雨が明けたのにまた折りたたみ傘ですみません。折りたたみ傘くらいでは足下などが濡れてしまうけれど、ゲリラ豪雨にいつ遭遇するか分からないのでいつも持ち歩いています。

でも雨が止んだあと手が塞がって撮影しづらくなるのが難点。そこで濡れた傘を収納する吸水ケースが便利なのですが、1,107点目で紹介したものは少し水が染み出てきていまひとつでした。

54点目で紹介したものはかさばりますが、止水ファスナーなのでその点は問題なし。より使いやすく効果的な傘ケースを探しているのですが、なかなか良い製品が見つからないので、本日は発想を変えてみたいと思います。

スウェーデン発の北欧ライフスタイルブランド「innovator」(イノベーター)の折りたたみ傘は、付属ケースにカラビナが付いていて、バッグなどに取り付けて携行できます。もちろんこれでも良いのですが、傘の持ち手が大きなカラビナになっている製品を見つけました。

Amazonで検索すると類似品が多数ヒットするのですが、どれも同じ製品なのかもしれませんが「miraiON」というブランドがなんとなく良さげな感じです。

自動開閉仕様なので、車の乗り降りや撮影のときなどに便利。しかも折りたたんだときに雨に濡れた面が内側になる「逆さ傘」構造なので、バッグなどに取り付けたときも水滴が付きにくいというメリットがあります。

傘骨は多めの10本なので風雨が強いときにも安心。販売価格は3,300円前後で、色はブラック、グレー、ベージュが選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。