岡嶋和幸の「あとで買う」

1,114点目:撮影中の熱中症防止に期待できる水冷服

山善「ダイレクトクール」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

山善「ダイレクトクール」

真夏の撮影での暑さや熱中症対策ですが、今年もそろそろ準備を始めたいところです。

ファン付きや保冷剤を使ったアイテムは本連載でも何度か取り上げましたが、本日は効率良く体を冷やすことができる水冷服。水がベスト内のチューブを循環する仕組みになっています。空調ウェアの下に着用するとより涼しく感じられて効果的でしょう。

循環用の150mlの水(冷水がベスト)を背中のタンクに入れ、さらに凍らせたペットボトルをセットして循環水を冷やします。氷が溶けて冷却能力が低下したら、コンビニなどで売られている凍らせたペットボトルに交換すれば冷たさが復活。電源は付属のモバイルバッテリーを使用します。販売価格は1万4,800円前後で、色はグレーとネイビーが選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。