岡嶋和幸の「あとで買う」

1,027点目:人間とカメラの関係をテーマにした話題作

赤城耕一『アカギカメラ—偏愛だって、いいじゃない。』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

赤城耕一『アカギカメラ—偏愛だって、いいじゃない。』

日本作例写真家協会の会長である赤城耕一さんの待望の新刊です。みなさんにもお馴染みのデジカメ Watchの人気連載を1冊にまとめたものです。

もちろんそれだけだったらタダで読めるわけですが、加筆やギャラリーページもあるなど、販売価格の2,200円がお得に感じられる充実の内容となっているようです(知らんけど)。赤城会長やアカギカメラのファンのみなさんにとっては永久保存版であるため、すでに予約注文されている方も多いでしょう。

明日開幕のCP+2024では本書の発売を記念したサイン会を2月23日(金)に行うそうです。来場される方はインプレスブースにもぜひお立ち寄りください。ちなみに私も2月24日(土)の午後にキヤノンブースでセミナーを担当するので、ついでに遊びに来ていただけるとすごくうれしいです。詳細につきましては明日以降またお知らせいたします。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。