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デジカメ Watch連載「アカギカメラ」が書籍化。2月21日(水)発売

インプレスのデジタルカメラマガジン編集部による書籍「アカギカメラ—偏愛だって、いいじゃない。」が2月21日(水)に発売となる。価格は税込2,200円。

デジカメ Watch連載「赤城耕一の『アカギカメラ』」の中から、書籍向けに厳選した記事を収録。その後の近況報告エピソードや書き下ろし記事も加え、マンガ『カメラバカにつける薬』の飯田ともき氏との対談も掲載している。A5判・208ページ。

デジカメ Watchでの連載開始は2020年6月20日(土)。「写真業界は危機的な状況と人はいう。」というプロローグの背景には、著者の赤城耕一氏が長年にわたり寄稿してきた老舗カメラ雑誌の相次ぐ休刊があった。2020年4月に「月刊カメラマン」が突如として休刊。6月には「アサヒカメラ」が部数低迷・広告収入減による休刊を発表し、6月19日(金)に最終号が発売。翌2021年4月には「日本カメラ」も会社清算に伴い休刊となった。

そんな「カメラが売れていない」と言われる状況にありながら、世間ではスマートフォンの普及により写真撮影の機会が増加。スマホで撮ってもカメラで撮っても写真は写真だが、何が違うのか。今こそ“カメラの存在意義”に対する論考をすべきではないかとの観点から、古今東西のカメラや写真を題材に、独自の視点で「人間とカメラの関係性」についての真実を追究するカメラエッセイとなっている。

本誌:鈴木誠