岡嶋和幸の「あとで買う」

1,028点目:ボーイング787の窓にぴったりのレフ板

よしみカメラ「忍者レフ 787」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

よしみカメラ「忍者レフ 787」

88点目でNeewerの反射防止レンズフードを紹介しましたが、今回は折りたたみ式のレフ板タイプの製品です。

表面は黒でガラスの映り込み防止、裏面は白でレフ板として使えます。しかもこの製品はボーイング787の窓にぴったりの長方形。航空券を購入する際に、使用機材がボーイング787の便をいつも選んでいるのでこれはうれしいです。黒レフを使えば昼も夜も窓からの景色をきれいに写すことができます。白レフは機内食の撮影のときに役立ちそう。

収納時の直径は20cmとコンパクトで持ち運びにも便利です。販売価格は収納ケース付きで4,800円前後。「350」と書かれた赤い収納ケースの「忍者レフ 350」もラインアップされています。

でもエアバスA350の窓に対応した製品と思いきや、本体は「忍者レフ 787」と同じもののようです。赤組(JAL)と青組(ANA)で収納ケースが色分けされているような感じなのですが、「忍者レフ 787」の収納ケースには「787」ではなく「443」と書かれています。よしみカメラの「ヨシミ=443」というわけです。

本日開幕のCP+2024では、よしみカメラとサクラスリングが一緒に出展しているので、来場される方はブースにて使い勝手などを確かめてみてはいかがでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。