岡嶋和幸の「あとで買う」

843点目:思わず旅に出たくなる機内食が特集の本

イカロス出版『航空旅行2023年夏号』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

イカロス出版『航空旅行2023年夏号』

撮影で国内外を旅行するとき、空港と機内で過ごす時間が一番好きです。空港へは2時間くらい余裕を持って到着し、搭乗までラウンジなどでのんびり過ごします。海外旅行で乗り継ぎがあるときも、半日くらい空港で過ごしても全く苦になりません。機内では食事や映画を満喫します。寝るともったいないのでずっと起きています。

『航空旅行2023年夏号』の特集は「機内食パーフェクトBOOK」。世界のエアラインの機内食が紹介されています。エコノミークラスを利用することが多いので、掲載されている機内食は豪華でうらやましい限りですが、それらの写真を見ているだけで旅に出たくなります。機内食ができるまでのドキュメント記事など、空の旅が好きな人にとってうれしい内容。LCCの機内食も興味ありです。販売価格は1,740円で、Kindle Unlimited会員は追加料金なしで読み放題です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。