岡嶋和幸の「あとで買う」

844点目:高さや角度を柔軟に調節できるミニ三脚

レオフォト「MT-04」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

レオフォト「MT-04」

ミニ三脚は荷物を増やしたくないときに便利です。旅行に出かけるときもバッグに忍ばせておくなど、あると何かと重宝します。

脚が短いためカメラのポジションを高くできないのが難点ですが、携行性重視なのでやむを得ません。でも、脚部が折りたたみ式の3段構造のこの製品なら、一般的なミニ三脚より高くできます。脚の角度も柔軟に調節できるため、傾斜や段差があるなど不安定な場所でもしっかり立たせることが可能です。金網に引っ掛けたりなど、状況に応じていろいろな使い方ができるのが魅力です。

自宅で小物などを撮影するときも、テーブル三脚としてフレキシブルに対応できます。三脚のみの販売価格は1万6,000円前後で、自由雲台がセットになったモデルもラインアップされています。「LH-25R」とのセットは2万4,000円前後、「LH-30」とのセットは2万8,000円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。