岡嶋和幸の「あとで買う」

828点目:ジェット機のエンジンのようなサーキュレーター

ボルネード「PIVOT6-JP」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ボルネード「PIVOT6-JP」

エアコンを使うときは、サーキュレーターで空気を循環させています。室温調節の効率化のほか、節電にもつながるでしょう。東京都内の仕事場では、38点目で紹介した製品を使っています。自宅の仕事場では無印良品の「お手入れがしやすい首振りサーキュレーター」です。両者を使い比べると、ボルネードのほうが静粛で風の質も良いです。好みのデザインで高級感もあります。

ほかの部屋にもサーキュレーターを導入しようとボルネードのWebサイトを見てみたら、ジェット機のエンジンのような製品が目に留まりました。スチール製の脚はクロームメッキが美しく、モダンな印象のデザインで格好良いです。風の到達距離は23mで、30畳までの広さに対応しています。販売価格は1万9,000円前後と手ごろとはいえませんが、一般的なサーキュレーターよりインテリア性が高いと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。