岡嶋和幸の「あとで買う」

829点目:路線バス乗り継ぎの撮影旅をやってみたい

宮武和多哉『路線バスで日本縦断!乗り継ぎルート決定版』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

宮武和多哉『路線バスで日本縦断!乗り継ぎルート決定版』

路線バスを使ったテレビの旅番組が好きです。子どものころから地図や時刻表を見ながら旅を考えるのも好きですが、いまでは便利なアプリがあるので効率良く計画を立てることができます。カメラ片手に路線バスの旅を楽しんでみたいのですが、その気持ちを後押ししてくれそうな1冊がこれです。販売価格は1,650円で、Kindle版もあります。

日本の路線バス1,500路線以上に乗った筆者のお勧めの乗り継ぎルートが掲載されていて、注意点や徒歩区間の有無なども紹介。徒歩での乗り継ぎはテレビ番組でもよく登場しましたが、時間に余裕があればその間の撮影も楽しめて面白そうです。

北海道から沖縄までいろいろなルートが紹介されていますが、まずは第13章「長崎乗りバス本線」の博多から長崎の乗り継ぎルートに挑戦してみたいです。ちょうどいま福岡に帰省中なのでチャンスです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。