岡嶋和幸の「あとで買う」

796点目:拡張性に優れた高出力のポータブル電源

Jackery「Solar Generator 2000 Plus」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Jackery「Solar Generator 2000 Plus」

698点目でJackeryのポータブル電源を紹介しましたが、今回はいま一番気になっている新製品です。リン酸鉄リチウムイオン電池を採用し、家庭用コンセントで約2時間でフル充電が完了。約10年間の長寿命が魅力です。専用アプリ対応、拡張バッテリーなど大幅なスペックアップが図られています。販売価格は28万5,000円前後と手ごろとは言えませんが、2,042Whの超大容量と定格出力3,000Wの高出力で、撮影や車中泊、アウトドア、災害時などいろいろなシーンで活躍するでしょう。

AC3口、USB4口、シガーソケット1口の合計8ポートで、同時に複数の電化製品を使うことができます。ソーラーパネルのセットは35万5,000円前後、拡張バッテリーのセットは44万0,000円前後です。拡張バッテリー5台とソーラーパネル6基のセットも選べるのですが、いま車の買い替えを検討しているので、160万円前後というのはさすがに無理な感じです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。