岡嶋和幸の「あとで買う」

797点目:掲載誌のページをサクッとデータ化したい

エプソン「DS-C480W」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

エプソン「DS-C480W」

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本日発売のドキュメントスキャナーです。30年以上も出版業界で仕事をしているため、撮影や執筆を担当した雑誌や書籍などが仕事場には山のようにあります。でも書棚はすでにいっぱいで、写真や文章が掲載されたページだけをこまめに切り抜いてスペースを確保しています。

ファイリングするのですが、それらもいまではすごい量です。整理が追いつかなくなり、最近は箱の中に積み重ねて入れるだけ。ついに収拾が付かなくなり、ようやくデジタル化に踏み切ろうと考えているところです。

そのようなタイミングでこの製品のことを知りました。Uターン給紙で場所を取らないのが一番の魅力です。用紙の角や端に破れや折れがあるなど、原稿のダメージをきれいに加工するエッジ補正機能役立ちそう。販売価格は4万8,000円前後です。

カラータッチパネルやPCレス機能が省略された下位モデル「DS-C420W」が先行発売されていて、こちらは3万2,000円前後です。

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1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。