岡嶋和幸の「あとで買う」

759点目:一眼レフのライブビュー撮影で役立つフードルーペ

Kamerar「CVF-1」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Kamerar「CVF-1」

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現在発売中のデジタルカメラマガジンの最新号でPENTAX K-3 Mark III Monochromeのレビュー記事を担当しています。モノクロフィルムを装填した一眼レフカメラのように特に違和感なく使うことができました。

でもミラーレスカメラのようにリアルタイムのモノクローム映像を見ながら撮影したいという人もいるかもしれません。ライブビューモードにすれば可能ですが、背面モニターは見づらいなどミラーレスカメラとは使い勝手が大きく違います。

22点目で「Kamerar」のフードルーペを紹介しましたが、今回も同じブランドの製品です。カメラに装着すると大げさな感じになりますがしっかり接眼でき、明るい屋外でも背面モニターの表示が見やすくなります。

ゴムバンドで取り付ける点が違いますが、チルト式やバリアングル式の背面モニターにも装着可能です。使わないときはルーペを格納して少しだけコンパクトにできます。販売価格は7,500円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。