岡嶋和幸の「あとで買う」

706点目:光沢とマットが使い分けられる小物撮影背景ボード

Neewer「写真用アクリルディスプレイボード」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Neewer「写真用アクリルディスプレイボード」

今回は商品撮影で使用するアクリルボードです。紙、布、アクリルなどの背景素材は「銀一」で購入することが多いのですが、千葉の田舎に住んでいるので、急ぎのときは近場のホームセンターで探しています。小物撮影用のちょっとしたものならAmazonでもいろいろ販売されています。

このアクリルボードはブラックとホワイトの2枚セットで、販売価格は3,000円前後です。どちらも光沢とマットのリバーシブルになっていて、目的に応じて使い分けることができます。30×30cmの正方形なので、小物といっても大きめのものだと見切れることもあるでしょう。円形タイプもラインアップされています。

60×60cmで強化ガラス製の製品も見つけました。アクリルよりも傷が付きにくく、平滑性も高いため鏡面光沢によるリフレクション効果も魅力です。裏面はマットではないので、前述の製品のような使い分けはできませんが、こちらもブラックとホワイトの2枚セット。販売価格は6,800円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。