岡嶋和幸の「あとで買う」

679点目:撮影機材や額装作品などの移動に便利なバッグ

エツミ「ロケーションアシスタントバッグ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

エツミ「ロケーションアシスタントバッグ」

本日より約1年ぶりの写真展がスタートします。搬入日や写真展の初日はギャラリーへ持ち込む荷物がとても多く、それに対応する丈夫なバッグが必要です。195点目でセキセイのアルタートバッグを紹介しました。大型のパネルや額装作品を運ぶのに便利で、荷物の大きさなどに応じて各サイズを使い分けていますが、もう少しマチ(バッグの幅)があるとうれしいケースもあります。

2月に発売になったばかりのこの製品は、幅が19cmとまずまず広め。雨のときは中身を濡らさないような工夫が必要ですが、開口部が大きく、物の出し入れがしやすくて便利です。ライトスタンドやレフ板といった撮影機材だけでなく、半切くらいの大きさのパネルやフレームを複数枚収納できるので、写真展の搬入や搬出のときにも大活躍です。販売価格は4,000円前後です。

今回の写真展の会場は、撮影機材などの輸入や販売を行う「銀一」の本社ビル4階にあるフォトコミュニケーションスペース「CO-CO PHOTO SALON」です。会期中は全日在廊しているので、ぜひ気軽に遊びに来てください。

岡嶋和幸写真展『房総ランド』

会場CO-CO PHOTO SALON
会期:2023年3月10日(金)~3月23日(木)
時間:11時00分~18時30分(最終日は17時00分まで)
入場料:無料
休廊:日曜

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。