岡嶋和幸の「あとで買う」

680点目:簡単にたためる自動開閉の折りたたみ傘

ウォーターフロント「Quick Shut umbrella」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ウォーターフロント「Quick Shut umbrella」

583点目のモンベルの折りたたみ傘は反響が大きかったのですが、今回は開閉のしやすさが特徴の製品です。54点目で折りたたみ傘カバーと一緒に紹介した製品を今も愛用していますが、閉じてシャフトを縮めるときにすごく力が必要なのと、たたみにくくてすぐにカバーに収納できないのが不満点です。自動開閉といってもたたむのは手作業なので、その煩わしさが軽減できそうな製品を探してみました。

この製品はシェイプメモリーという特殊な加工により、たたむ動作をアシストしてくれて簡単に傘がたためるというもの。急いで雑にたたむと膨らんで、留めるテープが届かなかったり、カバーにうまく入らなかったりしてストレスを感じることがあります。でもこれならスムーズにたためてイライラを解消できそうです。

販売価格は4,000円前後で、色はブラックとダークネイビーが選べます。UVカット加工が施されているので日傘としても使うことができ、晴雨兼用で活躍しそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。