岡嶋和幸の「あとで買う」

616点目:RICOH GRにぴったりの光学ビューファインダー

焦点工房「TTArtisan TT-VF28」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

焦点工房「TTArtisan TT-VF28」

RICOH GRシリーズの28mm相当の画角に対応した外付けの光学ビューファインダーです。コンパクトボディのGRに対し大きめで存在感がありますが、バランスは悪くないと思います。むしろ目立って格好良いと感じます。マルチコーティングを施した透過率の高い光学系で、販売価格は7,700円前後。リコー純正の外部ファインダーより手ごろな点も魅力です。

21mmの画角に対応する外付けの光学ビューファインダー「TTArtisan TT-VF21A」も同時に登場しています。GR III用のワイドコンバージョンレンズは21mm相当で、併用するとケラレが生じるかもしれませんが、いろいろ合体させるのが好きなので楽しみがさらに広がりそう。外装は航空用アルミニウムで高級感があります。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。