岡嶋和幸の「あとで買う」

592点目:縦向きと横向きのどちらでも使えるインナーバッグ

ハクバ「プラスシェル マルチアクセス」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ハクバ「プラスシェル マルチアクセス」

インナーバッグは横長のものが多い印象ですが、縦長の方が中身を出し入れしやすい場合もあります。トートバッグなど深めのバッグでは、横長だと使いにくく感じることも。でもこの製品は縦横のどちらからでもアクセスできるのが特徴で、用途や使用環境などに応じて柔軟に使い分けることができます。

カメラやレンズなどはカメラバッグ以外の普通のバッグに入れて持ち歩くことが多いので、このようなインナーバッグはうれしいです。付属のショルダーベルトを装着すればカメラバッグとして単体で持ち運ぶこともでき、その場合も縦向きと横向きのどちらにも対応可能です。

水や汚れに強いPUコーティング素材、不用意に開くのを防止できる自動ロック機能付きファスナーを採用し、フタの内側には小物を収納できるメッシュポケットがあります。販売価格はSサイズが5,800円前後、Mサイズが6,600円前後、Lサイズが7,000円前後です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。