岡嶋和幸の「あとで買う」

575点目:足元を全方向から包み込むパネルヒーター

ライソン「巻くコタツ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、フォトライフに関連するアイテムを中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ライソン「巻くコタツ」

561点目で自分専用こたつを紹介したばかりですが、今回もデスクワークなどで足元を温められる暖房器具です。同様の製品は他にもいろいろありますが、円形で足湯みたいなルックスに興味を持ちました。

マグネット式で簡単に組み立てられて、パネルヒーターが全方位から足元を包み込むようになります。炭素結晶加熱素材の採用で、電源を入れて約30秒で温まるそうです。温度調節は5段階で、毛布を被せるとこたつのようになり、上から熱が逃げなくなります。我が家ではネコたちのお気に入りの場所になること間違いなしです。

タイマー設定は4段階で、本体が45度以上傾いたり転倒したときは自動停止します。丸めて持ち運べるので、設置場所の移動も面倒ではなさそうです。開いた状態でも使用可能なので、暗室など立った状態で作業するときにも使えそう。販売価格は1万円前後で、毛布と収納袋が付属しています。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。