岡嶋和幸の「あとで買う」

543点目:レンズキャップの紛失防止に役立つホルダー

BONZACCE「CAPNiP」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、フォトライフに関連するアイテムを中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

BONZACCE「CAPNiP」

レンズキャップ、レンズリアキャップ、ボディキャップなどこれまで紛失した記憶はないのですが、私の周りにはそのような方がたくさんいます。心当たりのある方はこの製品はいかがでしょうか。カメラストラップに取り付けるレンズキャップ用のクリップで、なんだか邪魔のような気もするのですが、撮影スタイルなどによってはとても便利に感じる人もいるでしょう。

通し穴は44mm幅となっているので、カメラバッグのショルダーストラップにも取り付けられます。クリップ部分にはレンズキャップを上から押さえる突起部と、レンズキャップの裏側の溝にはまる突起部があり、それらでしっかりホールドする構造です。販売価格は2,000円前後で、ブラックとシルバーが選べます。

同じようにストラップに取り付けるタイプですが、ソニーからもレンズキャップホルダーが発売されていたのですね。この製品を見て、円形フィルター用のポーチなどもレンズキャップの紛失防止に役立てられそうと思いました。すでにそのような使い方をされている人もきっといることでしょう。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。