岡嶋和幸の「あとで買う」

503点目:憧れの写真家たちの人生からヒントを掴む

ミツバチワークス「GENIC|写真と歩む、それぞれの人生 vol.64」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ミツバチワークス「GENIC|写真と歩む、それぞれの人生 vol.64」

404点目で写真雑誌「GENIC」を紹介しましたが、その最新号です。今回は「写真と人生」という、なかなか興味深いテーマです。

写真鑑賞はもちろん好きですが、その作品を生み出した写真家についてもっと知りたいと思うことが多く、写真雑誌はそのための貴重な情報源です。すでに評価されていたり実績のある著名な写真家だとインターネットでもたくさん紹介されていたりしますが、今の若い世代の写真家についてもっといろんなことを知りたいと思っています。SNSでの情報収集があまり得意ではない私にとって「GENIC」はうれしい存在です。

366点目で紹介した写真雑誌「IMA」は海外の写真家の情報が豊富な印象ですが、こちらは日本で注目されていたり活躍中の写真家がたくさん登場し、初めて知る人も多くとても刺激になります。販売価格は1,650円です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。