岡嶋和幸の「あとで買う」

487点目:防災用に最適な耐水性に優れたドライボックス

MTM Case Gard「Survivor Dry Box」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

MTM Case Gard「Survivor Dry Box」

484点目で紹介したランタン付きポータブル電源をきっかけに防災意識が高まりました。台風シーズンに対する備えが全くできていないので、今更ですが必要なものをあれこれチェックです。非常用グッズを入れる袋は出番が少なくなったリュックサックにまとめるとして、貴重品など濡れたりすると困るような物は何に収納するのが良いのでしょうか。

SNSで偶然見かけたこの製品はその候補です。濡らしたくない小物を収納するのに最適な防水ケースで、懐中電灯や予備電池など非常時に備えておきたいアイテムを保管できます。表面にコンパス、裏面にシグナルミラーを装備しています。販売価格は2,700円前後です。

主にミリタリーショップで取り扱われている製品のようで、弾丸ホルダーなど樹脂製の狩猟用アイテムを製造するアメリカのメーカーのものなので安心感があります。他にも弾薬箱などがラインアップされていて、シーリングが施されているのでデジタルカメラやレンズなど撮影機材の保管にも使えそうです。見た目がちょっとあれですが、31点目のモバイルドライと組み合わせるのも良いと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。