岡嶋和幸の「あとで買う」

354点目:大人気のケーブルホルダーに新タイプが登場

Anker「Easy-Fastening Cable Holder」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

Anker「Easy-Fastening Cable Holder」

59点目のAnkerのケーブルホルダー「Magnetic Cable Holder」はとても便利ですが、ケーブルに取り付けるマグネットクリップに少しだけ課題が。細いケーブルだと緩く、太いケーブルだと無理矢理はめ込む感じになります。磁力もそんなに強くないため、重めのケーブル、反りが強いケーブルはしっかり固定できないことも。

結束バンド式にしてそのあたりの欠点を解消したのがこの製品です。販売価格は1,700円前後です。面ファスナーの結束バンドが8本付属していて、どの太さのケーブルでも使えます。ケーブルに巻き付けるとホルダーにくっつけられるようになります。マグネット式より外れにくく、しっかり固定できる感じです。

ホルダーにくっつけられるケーブルは4、5本で、見た目はあまりスマートではありません。付け外しもちょっとやりづらく、ベリッと音がします。ホルダーがマグネット式より小さい点は良いと思います。他の色もラインアップされるとうれしいです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。