岡嶋和幸の「あとで買う」

315点目:撮像素子のゴミや汚れがよく見えるルーペ

Carsonのセンサールーペ

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

Carsonのセンサールーペ

撮影前にカメラやレンズなどの動作チェックを行うのは若いときの修行時代からの習慣ですが、デジタルカメラになって増えた作業の1つに撮像素子のゴミ確認があります。絞りを絞り込んで、画面いっぱいに白い壁などを入れて撮影。画像再生で拡大表示して画面全域を見るという単純な作業です。

152点目で撮像素子のクリーニングキットを取り上げましたが、その後もゴミや汚れで困ったことがないのでまだ挑戦していません。でも老眼の私にはこのような製品があると便利だと思いました。

撮像素子の状態を見るためのルーペです。中が見えやすいようにLEDライトが付いていて、センサークリーニングでも使えます。レンズが邪魔なときは45度回転できます。これまで高価なものは目にしていたのですが、この製品の販売価格は3,000円前後とお手ごろです。カメラバッグに入れて携行するときに役立つジッパーポーチが付属しています。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。