岡嶋和幸の「あとで買う」

306点目:小さな“ましかくプリント”をオシャレに額装

ケンコー・トキナー「ましかく窓フレーム」

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

ケンコー・トキナー「ましかく窓フレーム」

今年もCP+はオンライン開催となりましたが、私の場合その準備はリアル(オフライン)開催のときと特に変わりません。いつも大変です。今回はキヤノンの新しいインクジェット複合機「PIXUS XK500」の担当ということでたくさんプリントしました。一番多く使った用紙は「キヤノン写真用紙・光沢 ゴールド」のスクエアタイプ。89×89mmと127×127mmの2つのサイズがあります。

ましかくプリントは楽しいです。これに対応したフォトフレームもいろいろ発売されていて、それに入れると小さいながらも写真の存在感が増します。オンライン配信用の収録ではハクバの「カレフィス89 ましかく」と「カレフィス127 ましかく」なども用意しましたが、なかでも一番気に入ったのがケンコー・トキナーの「ましかく窓フレーム」です。

89×89mmの用紙に対応した製品で3窓と5窓、色はナチュラル(マットは白)とブラウン(マットは黒)が選べます。今回は3窓のブラウンにフチなし印刷したプリントをセットしました。販売価格は1,400円前後とお手ごろで、しっかりした作りで高級感もあります。アーカイブが公開されている「PIXUS XK500でプリントすると写真が上手くなる」に登場しているのでぜひご視聴いただければと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。