岡嶋和幸の「あとで買う」

150点目:コロナ禍での写真について考えたい

ハービー・山口「HOPE 2020- 変わらない日常と明日への言葉」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

ハービー・山口「HOPE 2020- 変わらない日常と明日への言葉」

写真家のハービー・山口さんは、写真はもちろん文章も好きで、「日曜日の陽だまり」というフォトエッセイ集からのファンです。同氏のTwitter(https://twitter.com/herbieyamaguchi)ではずっと「良い写真とは?」と自問自答されていて、それらをまとめた「良い写真とは? 撮る人が心に刻む108のことば」という本も出版されています。そのツイートはまだ続けられていて、現在は170を超えています。まさに格言といった感じで、写真を楽しむ多くの人の心に突き刺さる言葉の連続です。

そして最近発売になったのがこの「HOPE 2020- 変わらない日常と明日への言葉」で、販売価格は1,980円です。コロナ禍でどのように写真と向き合っていけばよいのか、私自身いろいろずっと考えているのですが、この本にはそのヒントが書かれていそうです。友人知人の多くがもうすでに読まれたようで、SNSなどでおすすめしていたのでとても楽しみです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。