岡嶋和幸の「あとで買う」

136点目:平成時代の写真はどうだったのか振り返りたい

鳥原学「平成写真小史 『写真の終焉』から多様なる表現の地平へ」

この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、Amazonの私のショッピングカートの中身をお届けします。とはいえ、いずれも購入前の商品なので、実際に使ってみた感想や評価などは特にありません。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

鳥原学「平成写真小史 『写真の終焉』から多様なる表現の地平へ」

写真学校を卒業し、スタジオマンや写真家の助手など修業時代を終え、フリーランスのプロカメラマンとして独立したのが平成元年です。令和になった今も続いてはいますが、私の写真人生のほとんどが「平成」ということで、この本はとても興味があります。

販売価格は1,980円です。写真史というと自分が生まれるずっと以前のことが中心だったりするわけですが、自分が生きてきた平成時代(1989~2019年)の写真について語られたこの本を通じて、実際のところはどうだったのかをあらためて知りたいと思いました。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。