クルマとカメラ、車中泊
#09:いろんな「万が一」
2023年12月2日 09:00
今日は万が一に備えて車に常備しているものを紹介する。万が一にも色々あるのでここで紹介するのは一部のもの。とはいえ、車の収納には限りがあるので、出かける目的によって積み替えたりするけれど、とりあえずは持っていっておこうといつも考えるアイテムたちだ。
ENORDリポバッテリー セーフティー 耐火バッグ
何をするにも電池が必要な昨今なんだけど、その多くはリチウム電池。知っての通りリチウム電池は発火・爆発のリスクが高い。ことにリチウムポリマー電池がそうだ。そこで耐火バッグを買った。
どれほど延焼を防いでくれるかは試したことがないのでわからないのだけれど、ドローンやラジコン用のリチウムポリマーバッテリーの延焼防止に随分前から売られているものだ。とりあえず安心感を買えることは間違いないね。
プレシジョン プロ コヨーテ M HDG-72-009
※2024年1月18日追記:記事初出時に「防刃グローブ」と記載していましたが、製品仕様としては“防刃”ではないと判明したため、以下に修正を加えました。
最近購入した耐切創グローブ。刃物による創傷を防いでくれるものだ。仕事かプライベートかに関わらず出かける時には必ず手袋をするのだけれど、防寒を考えない場合は100円均一の手袋を愛用してきた。なくしちゃうからね(笑)。
こちらはAmazonで見つけて、何とはなしに買ったもの。防刃グローブだと思って購入したが、メーカーからの連絡によると厳密には『防刃』ではない『保護グローブ』だそうだ。だが実際に、期待していた保護性能の高さは実感していて、日曜大工中に早速、手のひらにドリルの刃を当ててしまったんだけれど、手に怪我はなし。手袋には少し傷が残ったけれど、使用に支障なし。フィット感も抜群で撮影から日曜大工、バイクに乗るときまで愛用している。
DICプラスチック 折りたたみヘルメット IZANO2
そして折りたたみヘルメット! え?と思われるかもしれないけれど、仕事の撮影では工場や建設現場に立ち入ることもあり、カメラマン的にはマジ必需品です(笑)。
折りたたみヘルメットは、耐久性が低かったり組み立て方がわかりにくいものも多いのだけれど、これは組み立て簡単。組み立てた姿はなんとも普通なヘルメットであり、そこが良いのだ。
BALANCE LAND ライフジャケット
で、これなあんだ? これも僕の撮影には必需品。種明かしをすると、膨張式のライフジャケットである。腰にさっと巻いておいて、万が一落水したら紐を引っ張る。すると炭酸ガスで浮袋が膨らむしかけだ。
幸いこれを使ったことはないけど、一生使いたくないものの一つだねえ。残念ながら炭酸ガスボンベは飛行機に乗せられないので、離島や海外に持って行きにくいのは少々悩みのタネ。
とある離島の居酒屋で聞いた話。満月が美しい穏やかな凪の晩、岸壁に車を止め語らっていたアベックが車ごと突然の大波に呑まれて流され、間一髪岸壁の車止めに引っかかって九死に一生を得たという話を聞いた。夜も海へ撮影に行くと言ったら話してくれたことだけど、う〜ん、あれは本人の話だったのかなあ。ともあれ、海では一瞬たりとも沖から目を離しちゃいけないよと言われたこともずっと心に残っています。