写真展

「写真と音楽で伝えたいこと」安田菜津紀×タテタカコ

フォトジャーナリストと音楽家が語る、写真表現の可能性

世界各地で貧困や難民など社会問題を取材するフォトジャーナリスト・安田菜津紀氏。ピアノと歌で伝える独創的な楽曲に定評があり、国際的な舞台で活躍するタテタカコ氏。二人はカンボジアでの活動を通じて出合いました。そして、今、二人が伝えたいひとつの思いがあります。ジャンルの異なるフォトジャーナリストと音楽家の思いが合わさるとき、どのような表現が可能になるのだろうか……。

本セミナーでのライブを通して写真表現の新しい可能性を探ります。

JPS国際交流セミナー「写真と音楽で伝えたいこと 安田菜津紀×タテタカコ」開催のお知らせ

イベント名

「写真と音楽で伝えたいこと」安田菜津紀×タテタカコ

開催日

2016年5月7日(土)

会場

日比谷コンベンションホール(東京都千代田区日比谷公園1番4号)

定員

200名(先着順)

会費

500円

※18歳未満、JPS会員は無料

内容

第1部:「写真で伝える世界~シリア、東北の現在~」(60分)

安田菜津紀が取材してきたシリア難民についてなどの世界情勢から、東日本大震災の被災地、陸前高田市をテーマに写真の「今」を語る。

第2部:安田菜津紀×タテタカコ トークセッション(30分)

世界各地でライブ活動を行うタテタカコ。安田菜津紀と共通の訪問地であるカンボジアや東北各地をキーワードに、それぞれの写真活動、音楽活動を通じて生まれる「伝えたいこと」について語る。

第3部:音楽×フォトスライド上映(30分)

写真に音楽を重ねるフォトスライドを上映。

出演者

安田菜津紀

1987年神奈川県生まれ。上智大学卒業。AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市などを、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる-ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。2016年2月、写真絵本「それでも、海へ-陸前高田に生きるー」刊行。共著に『ファインダー越しの3.11』(原書房)。

タテタカコ

長野県飯田市出身。国立音楽大学卒業。映画「誰も知らない」(是枝裕和監督)主題歌「宝石」を歌う。同映画に出演。日本全国でライブ活動を行う傍ら、カンボジアや台湾、フランスでも行っている。東日本大震災以降、企画、運営に携わっている沖縄の街フェス「ASYLUM(アサイラム)」を2012年3月10,11日に福島県で開催。

申し込み

FAXまたはイベントページ内の「お問い合わせフォーム」にて申し込み。

主催

公益社団法人日本写真家協会 (JPS)

(本誌:河野知佳)