写真展
第2回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー写真展「高校生が見た被災地の今」
(オリンパスギャラリー)
Reported by 本誌:河野知佳(2015/12/9 12:00)
「第2回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー」(主催:オリンパス株式会社、株式会社スタディオアフタモード)に応募し全国から集まった高校生 11名が、安田菜津紀氏(スタディオアフタモード所属)とともに東日本大震災被災地を訪れ、被災の状況や復興に向けた取組み、防災などについて学び、写真を撮影しました。
高校生たちは悼みの念とともに、「被災地にカメラを向けて良いのか、自分に撮影する資格があるのか」そんな戸惑いを覚えながらも、“震災を他人事にしないでほしい、同じことを繰り返さないために広く伝えていきたい”と語る人々と出会い、「被災地から学び、それを伝えたい」との思いで、被写体に向き合いシャッターを切りました。
鉄筋だけが残った建物、震災の爪痕の残る市街地、破壊された防潮堤、小学校の校庭に建てられた仮設住宅。復興の祈りをこめたメッセージ、被災した場所から芽吹いた新しい命、災害に負けず笑顔を見せる人々。そして、何事もなかったかのような姿を見せる実り豊かな三陸の海。
11人の高校生が、デジタル一眼カメラでとらえた“被災地の今”をご覧ください。
会場・スケジュールなど
- ・会場:オリンパスギャラリー東京
- ・住所:東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビル地下1階
- ・会期:2015年12月11日金曜日~2015年12月16日水曜日
- ・時間:11時~19時(最終日15時まで)
- ・休館:木曜日
- ・入場:無料