イベント
第2回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー
−被災地の今を知り、これからの復興について考えよう−
Reported by 本誌:河野知佳(2015/6/18 11:00)
本スタディツアーは、高校生10名がフォトジャーナリスト安田菜津紀氏(スタディオアフタモード所属)とともに実際に被災地を訪れて、写真撮影をしながら被災の状況や復興に向けた取組みについて学び、被災地の復興や発展について考えるツアーです。安田氏の「次世代を担う高校生に、被災地の今を知り、復興や発展について考えて欲しい」との思いに、「写真のチカラ」を活用した社会貢献活動を展開する当社が共感し実現したものです。
ツアーでは、参加者に対してオリンパス株式会社よりデジタルカメラを貸与します。ツアー中に参加者が撮影した写真はレポートと共に、オリンパスおよび株式会社スタディオアフタモードのウエブサイトにて公開するほか、オリンパスプラザ東京他に展示する予定です。
東北地方にも製造拠点をもつオリンパスグループは、東日本大震災からの復興と、次世代を担う高校生の若いチカラを応援しています。
(イベント情報より)
イベント名
第2回フォトジャーナリスト安田菜津紀と行く東北スタディツアー
安田菜津紀さんプロフィール
1987年神奈川県生まれ。studio AFTERMODE所属フォトジャーナリスト。
16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、カンボジアを中心に、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で貧困や災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。2012年、「HIVと共に生まれる -ウガンダのエイズ孤児たち-」で第8回名取洋之助写真賞受賞。共著に『アジア×カメラ 「正解」のない旅へ』(第三書館)、『ファインダー越しの3.11』(原書房)。上智大学卒。
期間
2015年8月20日木曜日~8月22日土曜日
定員
10名
行 程
8月20日:仙台駅/仙台空港集合、南三陸町見学、陸前高田市仮設住宅にて住民の方々と交流
8月21日:災地語り部ガイドの案内で陸前高田市街地見学、三陸鉄道震災学習列車乗車、避難所となっていた寺院で話を聞く
8月22日:大槌町見学、被災者の話を聞く、盛岡駅解散
募集条件
8月20日仙台駅/仙台空港集合から、8月22日盛岡駅までの旅行代金(交通費、宿泊費、食費等)無料。
自宅から集合地/解散地間の移動については、有料特急区間の乗車券・特急券、航空券を支給。
取材に使用するカメラは、オリンパス株式会社から貸し出される。カメラの使用法等はスタディツアーの中で指導される。
スタディツアー終了1ヶ月以内に、1,000文字以上のレポートと撮影した写真のセレクトを提出。
取材を通じて撮影した写真および提出したレポートは株式会社スタディオアフタモード、オリンパスのWebサイトや刊行物に掲載されることがある。また、オリンパスプラザ東京、オリンパスプラザ大阪他に掲示されることがある。【参考:2014年度スタディツアーのレポート】
募集人数
高校生10名
※日本在住者に限る、国籍不問。定時制、通信制、フリースクールなども含む。
※岩手県、宮城県、福島県から各県1名を優先的に選考。
応募方法
締切日までに以下の書類を郵便または宅配便で送付。
1.「東日本大震災」について自身の体験も踏まえて「復興」について感じること、およびそれを踏まえて、なぜこのスタディツアーに参加したいと思ったか1,000文字以上のレポート(書式・用紙は問わない)。
2. 所定の応募用紙に記入し、写真を添付したもの。
結果発表
2015年7月14日選考通過者のみ7月14日に電話(10時~17時30分)またはメールにて連絡。
主催
オリンパス株式会社、株式会社スタディオアフタモード
旅行企画・実施
株式会社日本エコプランニングサービス
前回の様子
トークイベント「写真で伝えたいこと~世界、東北の"今"~」
高校生のときに訪れたカンボジアでの経験がきっかけでフォトジャーナリストになった安田菜津紀さんが、 これまでの海外・東北での活動を紹介。「伝える」という役割について語ります。
- ・出演:安田菜津紀さん
- ・日時:7月5日(日)15時~16時
- ・入場料:無料(事前予約の必要なし)
- ・会場:オリンパスプラザ東京イベントスペース
- ・住所:東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビルB1F