イベントレポート

【CP+】パナソニック、6Kフォトなどを搭載したLUMIX GH5を展示

リニューアルした交換レンズも手に取れる

パナソニックブースでは3月23日に発売するマイクロフォーサーズカメラのフラッグシップモデル「LUMIX GH5」を大きく訴求していた。

先日、予約が多いため納品に時間がかかるとの予告を発表したGH5だが、ブースでも1番の人気で、ハンズオンコーナーは待機列ができていた。

GH5は800万画素で60コマ/秒の撮影ができる「4Kフォト」に加えて、新たに1,800万画で30コマ/秒の「6Kフォト」機能を搭載しているほか、60pの4K撮影機能など動画関連も強化されているのが特徴となっている。

また新レンズもカウンターで試すことができる。特に注目なのは従来品から開放F値を明るくし、ライカ銘となった標準ズームレンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm」。AFサーチの高速化や防塵・防滴・耐寒といった性能も備えている。

また、同じくリニューアルしたレンズ「LUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 II ASPH. / POWER O.I.S.」「LUMIX G X VARIO 35-100mm / F2.8 II / POWER O.I.S.」「LUMIX G VARIO 45-200mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.」「LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.」も展示。いずれも対応ボディとの組み合わせで、従来以上の手ブレ補正効果が得られる「Dual I.S.2」に対応した。

自分撮り機能を強化したミラーレスカメラ「LUMIX GF9」も展示。女性向けのハンズオンコーナーを設け、自分撮りも試せるようになっていた。

レンズ一体型の新製品では60倍ズームレンズを搭載した「LUMIX FZ85」に触れることもできる。

パナソニックのブースでは技術展示も充実しており、手ブレ補正機構やレンズコーティングなどを分かりやすく解説している。

超望遠レンズの体験コーナーや写真家によるステージも盛況。山田久美夫氏の写真作品を4Kディスプレイで展示するコーナーもあった。

本誌:武石修