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パナソニック、「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm」を国内発表

防塵防滴の5倍標準ズームレンズ

パナソニック株式会社は、交換レンズ「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm / F2.8-4.0 ASPH. / POWER O.I.S.」(H-ES12060)の日本国内発売を発表した。海外で1月5日に発表された製品。

発売日は2月23日。希望小売価格は12万5,000円(税別)。

マイクロフォーサーズシステム規格に準拠する標準ズームレンズ。35mm判換算での焦点距離は24-120mm相当、ズーム比は5倍。パナソニックから発売済みの交換レンズ「LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」と同じ焦点距離表記の製品だが、開放F値がF3.5-5.6よりも明るい、F2.8-4.0となっている。

また今回の新製品はライカの品質基準をクリアしたとし、製品名に「LEICA」「VARIO-ELMARIT」の表記がつく。

防塵・防滴・耐寒仕様であるのも特徴。

レンズ構成は12群14枚。うち、非球面レンズ4枚、EDレンズ2枚を含む。4K動画撮影中のズームやパンニング時の露出変化制御、AFサーチ時の高速・高精度・静音化を実現したという。

9枚羽根の円形絞りを採用。

最短撮影距離は広角端0.2m、望遠端0.24m。最大撮影倍率は0.3倍。

フィルター径は62mm。

外形寸法は68.4×約86mm(最大径×全長)。質量は約320g。

なお海外発表では、今回の製品を「LEICA DG VARIO-ELMARIT F2.8-4.0」シリーズの最初のレンズとして紹介。以後、8-18mm広角ズームレンズ、50-200mm望遠ズームレンズをラインナップすると告知していた。

本誌:折本幸治