イベント
シグマとIMAがコラボレーション
写真展示やトークセッションを開催
製品展示・販売や「SIGMA 珈琲」も
Reported by 本誌:折本幸治(2015/10/20 12:37)
IMA CONCEPT STOREでは、カメラ・レンズメーカーのシグマとコラボレーションしたイベントを10月24日から開催する。
イベントのタイトルは「SIGMA presensts LIVING WITH PHOTOGRAPHY」。アマナが運営するIMA CONCEPT STORE(東京・六本木)において、各種コンテンツが用意される。
- ・会場:IMA CONCEPT STORE
- ・住所:東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3階
- ・会期:2015年10月24日土曜日〜11月8日日曜日
- ・時間:平日12時〜22時、土日祝日11時〜20時
The Neighbors Wall
28名(予定)の「シグマユーザー」の作品を展示するギャラリーコーナー。
参加者は次の通り(敬称略)。
五十嵐隆裕、伊藤弘、岩崎寛、内田ユキオ、大杉健太、大平一枝、岡田元伸、木野内哲也、桐島ローランド、ジェームス下地、ジョンソン祥子、菅原一剛、鈴江真也、sudi、瀬野敏、大門美奈、高田唯、武井義明、田辺誠一、田村孝介、津田裕、戸田宏一郎、蓮井幹生、濱田英明、安川啓太、山上新平、渡辺有子、ワタナベアニ
Special Talk
写真に関わる著名人が、独自の切り口で「写真」を語るトークセッション。
いずれも無料。事前申込制で定員は各80名。Webページからの登録が必要。
河内タカ(アマナサルトディレクター)×柿島貴志(Poetic Scape ディレクター)
日時:10月26日(月)19時〜20時30分
タイトル:写真集で紐解く写真の歴史
写真集の歴史を振り返れば「写真」の歴史がわかるといわれています。つまり、写真家にとっての写真集とは、絵画の作家にとっての作品集以上に、その後のキャリアを左右する可能性をはらんだ大きな意味を持っているのです。さらに言及すれば、傑作と謳われる写真集が、その後の写真史の流れを決定する分水嶺になることも少なくなかったりします。今回のこのトークでは、名作や傑作と言われる欧米や国内の写真集を取り上げながら、20世紀から現在にいたるまでの「写真の歴史」を紐解いていきます。
蓮井幹生(フォトグラファー)×笠井爾示(フォトグラファー)
日時:11月4日(水)19時〜20時30分
タイトル:極私的写真論
雑誌や広告の世界で活躍しながら自らの作品も作り上げその静謐で精緻な表現で知られる蓮井幹生氏と被写体の中にある生々しさや生理的な感覚を情景として捉えてきた笠井爾示氏によるトークセッション。かねてより、笠井氏の作品に注目していた蓮井氏からのオファーによりこのトークが実現。仕事として撮る写真と作品としての写真の違い、写真家として考えていること、またはお互いの作品のスタイル、そして「写真」という方法についてなど、さまざまな角度から「写真」についてのトークが繰り広げられます。
小林美香(国立近代美術館客員研究員)
日時:11月6日(金)19時〜20時30分
タイトル:写真を体験する場の作り方
私たちは、日々インターネット上で膨大な画像データとしての写真を目にしています。しかし、その中でどれほどの数の画像を、真剣に見て記憶に刻 んでいるでしょうか。今回のレクチャーでは、写真展や写真集を写真を「ものとして体験する」ための手段として捉え、その重要性や価値について、小林美香氏にキュレーションに携わる立場からお話しいただきます。
Photo Book Anthology
IMA CONCEPT STOREの永井雅也ブックディレクターとトークセッション登壇者が「今、見ておくフォトブック」がセレクト。特設コーナーを設置する。
SIGMA POP-UP STORE
IMA CONCEPT STOREの世界観に合わせてシグマ製品を展示。あわせて販売も行なう。
dp Quattroシリーズ、Artライン交換レンズが展示される予定。
SIGMA 珈琲
IMA CONCEPT STORE内で本格的なコーヒーを提供するカフェスペース、IMA カフェ。期間中はシグマの世界観を表現したというオリジナルブレンドコーヒーを特別限定販売する。