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ソニー、フルサイズ対応「FE 50mm F1.8」を国内発表

小形軽量の標準レンズ

ソニーは、交換レンズ「FE 50mm F1.8」(SEL50F18F)を4月28日に発売する。希望小売価格は税別3万8,000円。3月29日に海外で発表していた製品。

35mmフルサイズに対応するEマウントの単焦点レンズ。焦点距離が近く開放F値が同じ既存の「Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA」(実勢価格は税込9万6,400円前後)に対して、廉価に設定した。

最大径×全長が68.6×59.5mm、約186gと小形軽量にデザインした。なお、Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZAは同64.4×70.5mmで約281g。

カールツァイス銘のSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAがゾナータイプなのに対して、本レンズは標準レンズでは一般的なダブルガウスタイプとなっている。最後面に非球面レンズ1枚(1面、ハイブリッド)を使用し、諸収差の補正を図った。マウントは金属製。

最短撮影距離は0.45m。最大撮影倍率は0.15倍。フィルター径は49mm。絞り羽根は7枚(円形)。AF駆動はDCモーター。

なお、公開済みのボディ用ファームウェアVer.3.10に本レンズの対応も含まれる(α7、α7 II、α7R、α7R II、α7S、α6000、α5100が対象)。また、α7S IIとα6300は最初から対応している。これら以外の機種では、動画撮影時はMFとなる。

(本誌:武石修)