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プロフォト、電源分離式のバッテリーストロボ「B2 250 AirTTL」

無線レリーズやTTL調光にも対応

プロフォトは、TTL調光とワイヤレスシステムに対応したバッテリー式ストロボ「B2 250 AirTTL」を3月2日に発売した。

B2 250 AirTTLのレビューはこちら

価格は「B2 1灯キット」が税別29万8,000円、「B2 2灯キット」が税別39万8,000円。使用には別途トランスミッター「AIR REMOTE TTL-C」(キヤノン用)および「AIR REMOTE TTL-N」(ニコン用)が必要。価格は各税別4万8,000円。

従来のバッテリー式モノブロックストロボ「B1 500 Air TTL」のバッテリー部を分離したコンセプトの製品。発光部がより小型・軽量になり、カメラに装着しての撮影が可能になったほか、ポールに付けての撮影などがやりやすくなる。電源部は肩から提げたり、ベルトに装着できる。B1は併売される。

発光部
電源部
キャリングバックを装着することで、電源部を肩に掛けることもできる
カメラに装着して使用することもできる(ブラケットはオプション)

最大出力はB1 500 Air TTLの半分の250Wsだが、一般的なクリップオンストロボの約5倍の出力になる。HSS(ハイスピードシンクロ)機能にも対応する。

電源部の操作パネル
バッテリー

キヤノンとニコンのTTL調光に対応しており、カメラ側からのコントロールもできる。サイクルチャージタイムは、0.03~1.35秒(20フラッシュ/秒のQuick burstも可能)。閃光時間はノーマルモードが1/9,300秒(1Ws)~1/1,000秒(250Ws)、フリーズモードが1/15,000秒(1Ws)~1/1,000秒(250Ws)。

オプションのAIR REMOTE TTL

発光可能回数はフル出力で最大215回。9WのLED(50Wハロゲンランプ相当)によるモデリングライトを備える。予備バッテリーの価格は税別3万円。別売でカーチャージャー(税別1万4,000円)も用意する。

1台の電源で2灯を同時使用できる。3mの延長ケーブルも税別2万5,000円で用意する。

外形寸法は発光部が10×10.3cm、電源部は6×8×17cm。重量は発光部が0.7kg、電源部(バッテリー含む)が1.6kg。

各キットには、B2用リチウムイオン充電池、充電器、B2用キャリングバック、B2用ロケーションバッグが含まれる。

B2用ロケーションバッグ

ライティングアクセサリーとして新たに「OCF(オフカメラフラッシュ)ライトシェーピングツール」をラインナップする。ソフトボックス、グリッドキット、スヌート、バーンドアがあり、従来品よりも小形軽量で簡単にセッティングできる。

OCFグリッドキットは、発光部に取り付けることで光の広がりを10度、20度、30度に狭めるアクセサリー。価格は税別1万3,000円。

OCFグリッドキット

OCFスヌートは照射範囲を絞り、指向性の強い光にするアイテム。価格は税別9,000円。

OCFスヌート

OCFバーンドアは、360度回転可能なバーンドア。価格は税別1万3,000円。

OCFバーンドア

OCFソフトボックスは、ストリップタイプ、スクエアタイプ、レクタングラータイプ、オクタタイプの4種類を用意する。

ストリップタイプ
スクエアタイプ
レクタングラータイプ
オクタタイプ

    OCFスピードリングアダプター:税別1万3,000円
    OCFソフトボックス 60cm Octa:税別2万0,000円
    OCFソフトグリッド 60cm Octa:税別1万3,000円
    OCFソフトボックス 40cmx40cm:税別1万3,000円
    OCFソフトグリッド 40cmx40cm:税別9,000円
    OCFソフトボックス 60cmx90cm:税別2万6,000円
    OCFソフトグリッド 60cmx90cm:税別1万6,000円
    OCFソフトボックス 30cmx90cm:税別2万4,000円
    OCFソフトグリッド 30cmx90cm:税別1万5,000円

(本誌:武石修)