ニュース

【CP+2016】折りたたみ式ビューティーディッシュを発表したプロフォト

カラーフィルターなど新製品のデモも実施

プロフォトのブースでは、CP+の開幕に合わせて「OCFビューティーディッシュ」と「OCFカラーフィルタースタートキット」の2製品を発表した。発売は3月7日。なお使用例はこちらを参照されたい。

かつてはスタジオ用の大型ストロボを手がけていた同社だが、近年は可搬性に優れるロケ向きのバッテリー式ストロボにも力を入れている。

来日したプロフォト本社のプロダクトマネージャー アルバート・ノレリウス氏が新製品を紹介した

今回の新製品はそうしたロケでの撮影に向けたアイテムとなっている。OCFビューティーディッシュは、オパライトとも言われるポートレート用のアクセサリーで、柔らかいながらもメリハリのあるライティングができることから、プロの間では人気がある。

折りたためるのが大きなメリット
組立も簡単とのこと

これまで同社では金属製のビューティーディッシュをラインナップしていたが、OCFビューティーディッシュは傘のように折りたたんで小さく持ち運べるのが特徴となっている。同社のB1やB2といったストロボのヘッドに簡単に装着でき、効果は金属製のタイプと変わらないという。軽量なため、B2のヘッドに付けて手持ちで使うことも提案していた。

内側がホワイトのタイプとシルバーのタイプを用意し、価格は税別各2万円。

ホワイトとシルバーが用意される
B2と組み合わせれば1人での使用も可能という
収納時はコンパクトになる

一方のOCFカラーフィルタースタートキットは、B1やB2に装着できるカラーフィルターで、環境光とストロボの色温度を合わせたり、敢えて違う色の光りにしてエフェクト的に使用することを想定している。

OCFカラーフィルターのラインナップ
何段分の光量低下があるかプリントしてあるため、調整が容易だ
B2のヘッドに装着したところ
このようにカラーエフェクトとしても利用できる

専用のホルダーを使って簡単に装着でき、OCFビューティーディッシュなどプロフォトの他のOCFアクセサリーとも併用可能。価格は税別1万2,000円。色補正用フィルターの20枚セットと色効果用のフィルター20枚セットも用意し、各税別7,000円で販売する。

なお新製品の発売を記念して、ストロボのB1またはB2を購入するとOCFビューティーディッシュがもらえるキャンペーンを実施する。期間は3月7日~6月7日。

また、CP+への出店を記念してB2が抽選で1名に当たるキャンペーンも開催している。応募締切は2月28日17時。

ブースではプロフォト製品が一堂に試せる
河野鉄平氏のステージが行われており、多くの来場者で賑わっていた

(本誌:武石修)